福島市の文化通りから、黒猫の後をこっそりついていって、
細い路地をひょいと曲がると、
ひっそりと立っている「吹きしま椅子店」。
小さな店の中には、ところ狭しと、
様々な種類の椅子が並べられています。
それらの椅子は、変わった店主の宝物。
決して売ってくれやしません。
この店では、その椅子たちにまつわる
「物語」を売ってくれるのです。
~今回のお話は、そんな「椅子語り」の中から
3つの物語をお届けします~
Ep.1 ~写真館の椅子
笑わない男がお見合い写真の撮影にやってきた。こだわりのある写真屋は、彼のすべてが気に食わない。果たして無事、良い写真は撮れるのか…。
昭和初期、福島市のとある写真館の椅子の記憶。
Ep.2 ~県令室の椅子
第五代福島県県令、三島通庸(みしまみちつね)。彼の県令室に、クリスチャンで浮世絵商の原胤昭(たねあき)が招かれる。
三島県令の政策に反抗した県民が 起こした福島事件。原は、この事件の主犯格を、錦絵にして配布していた。
鬼県令と呼ばれた三島と、彼を絵で批判した原の2人きりの会話を聞いていた、県令 室の椅子の話。
Ep.3~あの子の椅子
いつも窓際の席に座り、「春風の歌」を口ずさんでいた女の子。
彼女の夢だった「あの街」に出ると決めた男と、彼女の側にいたくてこの街に残ることを決めた男。
彼らは、彼女の命日に、この街”福島”で再開する。
「あいつ、ほんとは殺されたんだと思う…。」
あの日も、あの子が座っていた椅子が語る、物語。
Design: 鳥居巧
安達駿希
清野和也
金田一純(ピアノ演奏)
歌:杏華
- 総合音楽
- 金田一純
- 舞台監督
- 増田屋祐介
- 照明
- 川島ゆかり
- 舞台美術
- 鳥居巧
- 衣装・メイク
- 安達駿希、川島ゆかり
- 制作
- 鳥居巧、増田屋祐介
- 演技指導
- 浅川宣行、鈴木優斗
こむこむ わいわいホール
劇団120○EN