福島市にある佑辺江(すけべえ)警察署少年課の巡査、前田刑事。
刑事ドラマに憧れて刑事になった前田は、田舎の不良たちを取り締まるだけの平和な日々に退屈していた。
ある日、彼は不良から信夫山に落ちていたという古い刀を取り上げる。
刀を握るとどこからか武士の鬨の声。前田刑事は戦国時代の福島にタイムスリップしてしまった!
ときは関ヶ原の合戦、その直後。
前田刑事はその名前と格好から、歌舞伎者として有名な
戦国時代の英雄「前田慶次」と勘違いされ、上杉軍に召し抱えられる。
丁度そのころ、上杉軍の重要拠点であった福島城には、
飛ぶ鳥落とす勢いで東北を制圧していた伊達正宗の手が迫っていた。
伊達軍2万に対して、福島城3千。
刑事は果たして、福島を守ることができるのか?
本作のルーツ:松川合戦
慶長6年(1601年)頃、現在の福島県福島市の中心部で伊達政宗と上杉景勝(かげかつ)麾下の本庄繁長(ほんじょうしげなが)が戦った合戦。
信夫山(しのぶやま)の黒沼神社に伊達政宗が陣をはり、福島城:現在の福島県庁付近に立てこもる上杉軍と対峙した。