演出の意図を汲み
耳に働きかける演出を行う
公演の台本を元に、どの場面でどんな音楽を流すのか選曲、もしくは作曲(外部に作曲発注も)する。また、曲だけでなく効果音(SE)を考えることも多い。
プランを組んだ上で、稽古場、そして当日に機材を操作し音を入れる。
■本番までの仕事の流れ
①脚本を読み、大まかな曲入れのタイミングやイメージを作っておく
②演出の作品の全体イメージを確認する。音響のイメージも固まっているようであれば確認する。
③演出家に音響イメージを提案する。
雰囲気、使用楽器案、作曲家など具体的であればあるほどよい
④演出とイメージのすり合わせができたら、脚本の中で曲を入れるシーン、効果音が必要なシーンをピックアップし、流すタイミングまとめた「Qシート」を作成する
⑤ 曲・効果音を選定する
⑥ 稽古で曲・効果音を流してみて確認する
⑦ 他のスタッフのプランとすり合わせをしきっかけ表を作成する
⑧ 当日の音響機器を確認し、それにあった形の準備を行う
■音響の本番の流れ
① <リハーサル>音のレベル取りを行う。基本的には演出の指示に従うこと
② Qシートを元に、舞台監督と連携し、本番のオペレーションを行う