舞台美術・大道具

Introduction

舞台美術は、舞台上に置かれる装置や道具を通して、物語の場所や世界を形にします。

劇団120◯ENでは、台本を読み、演出や出演者と話し合いながら、作品に必要な空間を考えます。大きな舞台装置をつくることもあれば、椅子や机、小道具の置き方だけで場所を表現することもあります。

 

劇場の大きさや使用できる時間、予算、安全性なども考えながら、作品に必要なものを選び、つくり、舞台上へ配置します。美術作品をつくるというより、出演者が演じ、観客が物語を見るための空間をつくる役割です。

Activities

  • 台本を読み、物語の場所や必要な道具を考える
  • 演出や出演者と舞台の使い方を話し合う
  • 舞台装置や大道具、小道具の案を考える
  • 必要な材料や既存の道具を探す
  • 装置や道具を製作、加工、塗装する
  • 劇場で舞台装置を設置し、安全を確認する
  • 終演後に撤去、片付け、道具の保管を行う

Flow

  1. 台本を読む

    台本を読み、物語がどのような場所で進むのか、どのような道具が必要なのかを考えます。作品の題材となった場所を訪ねたり、写真や資料を調べたりすることもあります。

  2. 舞台の形を考える

    演出や出演者と話し合い、舞台をどのように使うかを決めていきます。劇場の広さや客席からの見え方、出演者の動きも考えながら、装置や道具の案をまとめます。

  3. 道具を集め、つくる

    必要なモノを探し、使用できるように加工します。新しく製作する場合は、材料を選び、組み立てや塗装を行います。稽古で使用しながら形を直していくこともあります。

  4. 劇場に設置する

    劇場へ装置や道具を運び、舞台上に設置します。出演者の動きや照明の当たり方を確認し、安全に使用できるよう調整します。

  5. 本番と片付け

    本番中に舞台装置の転換や小道具の受け渡しを担当する場合もあります。終演後は装置を撤去し、道具を片付けて、再利用するものや保管するものを整理します。

About

舞台美術や工作の経験は問いません。絵が上手であることや、最初から設計図を描けることも必要ありません。

はじめは、必要なものを探す、材料を運ぶ、塗装する、道具を整理するといった作業から関わることができます。経験者と一緒に作業しながら、工具の使い方や、安全に装置をつくる方法を覚えていきます。

公演によって、必要になる舞台美術の規模は異なります。大きな装置をつくる作品もあれば、身近な家具や小道具を工夫して空間をつくる作品もあります。

舞台美術として入団しても、公演によって役者や音響、照明、制作など、ほかの役割に関わることもできます。

まずは稽古見学から

舞台美術・大道具に興味があっても、
最初から入団を決める必要はありません。

実際の稽古を見学し、どのように作品をつくっているのか、
団員がどんな雰囲気で活動しているのかを見てから
考えることができます。
希望する役割がまだ決まっていない方も参加できます。