松齢橋 – 福島の史跡

■松齢橋(しょうれいばし)
ジャンル:史跡・建築物
時  代:明治時代 - 大正時代
地  域:福島市渡利船場
題材公演:ビー玉雨と眠たげな夏

概要

松齢橋

松齢橋にかかる街灯

阿武隈川(あぶくまがわ)にかかる橋。国道4号線から、渡利(わたり)方面へと向かうことができる。大正期につくられたもので、意匠の凝った外灯を観ることが出来る。

橋がかけられているのは、福島の中心街と相馬や飯野・川俣(かわまた)を結ぶ歴史的に重要な地点。明治前までは、阿武隈川を船で渡り移動していたが、水難事故が多く市民の間で橋が熱望されていた。

明治期になって、三島通庸(みしまみちつね)県令に福島市民が橋を架けるよう嘆願。船15艘を並べ、鉄線を渡した船橋がかけられ、三島県令によって松齢橋と名付けられた。

その後、大正14年に、現在の鉄橋が掛けられた。

松齢橋

劇団120◯ENの作品では?

ビー玉雨と眠たげな夏

第10回公演 ビー玉雨と眠たげな夏

劇団120◯EN第10回公演「ビー玉雨と眠たげな夏」の冒頭に登場。
櫻子とはる、一郎の三人は、この橋から阿武隈川へそれぞれ飛び降りたところを、千博に救われた。
その際、一郎は、「記憶を阿武隈川の底に置いてきてしまった。」と嘘をつく。

「モガ」の櫻子からすれば、意匠の凝った橋。田舎者のはるからすれば「しょれしょれしょれしょれ、しょーれって、変な名前だない!」。

関連場所へのアクセス

■松齢橋
住所:福島県福島市 県道308号線

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