初めまして劇団120〇ENの遠藤晃です。入団してから11月で2年になりまだまだ新参者の気持ちです。演劇の知識もなにもなく興味本位で入ったものですから本当に新参ですね。
廣瀬座で公演した「荒川ジュリエット」の時に稽古見学させて頂きそのままエキストラとして舞台に立ちました。そんな僕が今も続けているのは代表始め、劇団員が力を貸してくれるからだと思います。いつも本当にありがとうございます。
さてお礼を綴りすぎると退団でもするような文章になってしまいそうなので、今回の役「宿屋の太吉」についてお話します。
僕が時代劇や漫画などの宿屋のイメージを想像すると「基本お客さんに対して物腰柔らかいけど、嫌み等をそこそこ入れてくる」というイメージが結構あります。ある意味小姑みたいな感じですかね。
まぁ太吉は男ですが。
太吉には「社会人としての二面性」というのを感じます。代表からは最初に武闘派と言われたけど宿屋の主人が武闘派なまま仕事しないだろうな、職場とプライベートの切り替えみたいな感じかな?なんて思っていました。今回はちょこちょこ出てきて接客するのでそこの切り替えをお楽しみに。
あと太吉の衣装には少しだけ秘密が・・・今は言えませんが、そこも見つけてみてください。
衣装さんありがとう。
これまでもですが、今回も代表始め、劇団員、エキストラの中学生(受験の子もいるのにありがとう)、一丸となって頑張っています。
少しでも廣瀬座という場所、演劇に興味があるという方は是非足を運んでください。
作曲者として
こちらをご覧頂きありがとうございます。音響として遠藤晃が書き綴らせてもらいます。
今回は音響というか音楽の話というか思想の話になってしまうと思いますがお許しください。
今回の全BGM、代表から「作曲お願い!」と言われて、「いいよ!」ということで自分作曲になっています。
自分はシンガーソングライター(以下、SSW)をやっていました。つまり作詞作曲演奏歌い手でした。
自分の周りに限って言いますがSSWの人は基本自分を表現したい人間がなります。
そんな自分としてのスタイルは
「曲を人に聞かたいから作っているわけじゃなく、思いついた!作ろう!できた!で満足する」
っていうホント作って終わりなスタイルです。
自分で良いと思えたら良かったので公開なんてほとんどしたことありません。
作品というのはエゴで作ってるものだと思っているので。
音楽は好きだけどSSWがやりたかったんじゃなくマイペースに作るってことをやりたかったんだなといつからか気付いてから上記に至りました。
が、そんな自分が他人(劇団)の為に作るということを約30曲以上(没含む)作っています。
限られた時間内でマイペースにやっています。
公演までは少し先ですが、たぶん公演直前まで作っています。
自分じゃなく「殿がいない!」の為に作っています。他人の為に作るって難しいです。
正直人の聴いて頂ける機会を作ってくださった劇団120〇ENに感謝しております。
少し長くなってしまいました。
曲作り、オペ共々頑張っています。
特別耳を傾けず自然にご観劇できるものをお送りさせて頂きたいと思います。
是非「殿がいない!」にご来場ください。
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