【殿がいない! ブログ】舞台美術スタッフ

By | 2019年10月15日

今回のブログは舞台美術ということで増田屋と史香が担当となっておりますが、 史香はみずな役で既に登場しているので、今回は増田屋が書かせていただきます。

演劇とは不思議なもので、舞台上で役者が「有る」と演じたものをお客様が「有る」と思えば舞台の世界では「有る」ことになります。
それが現実には「無い」ものであっても。

お客のイメージ力を借りながら一緒に舞台上の世界を構築していく。そのお手伝いを舞台美術を通じてできたらと思っています。


前置きはこのくらいにして、さて、今回で4回目となる広瀬座での公演。

広瀬座は明治20年に建てられており、全国的にも現存する数少ない芝居小屋です。この広瀬座でまず目を引くのは何といっても回り舞台。なんと人力で実際に回すことができちゃいます。 回転したときは下で頑張って回してるんだなぁなんて思いを馳せながら観劇するのもまた一興。

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その回り舞台を毎回フル活用しているのがここ広瀬座での公演です。今回も例に漏れずフル活用していきますが、さらに手を加えて八百屋舞台に今回挑戦しております。


八百屋舞台とはなんぞや?

今は数少なくなった八百屋さんを想像してください。野菜の置いてある棚が手前から奥にかけて高くなっていますよね。このように傾斜をつけて高低差を生かした演出を可能にするのが八百屋舞台です。

ちなみにこの八百屋舞台、増田屋は過去に一度造ったことがありまして、「第18回公演 命名福島-吉清伝-」の時は設計をミスり傾斜45度という壁を造り役者や演出から大変な不況を買ったことがありました。

別名「反り立つ壁」と呼ばれ誰も登れないしむしろ滑り台という代物。


第18回公演『命名福島-義清伝-』 後ろに見えるのが八百屋舞台になるはずだった反り立つ壁

今回の八百屋製作には人一倍熱を燃やしつつ、劇団員総出で協力しながら製作しております。
八百屋と回り舞台により展開されていく一味違った舞台を楽しんでいただけたら幸いです。


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