【殿がいない! ブログ】ピーター髙橋 – 髙野屋役

はじめまして、或いはお久しぶりです。
劇団120〇ENのピーター高橋です。

ありがたいことに旧廣瀬座公演も今回で4回目。劇団にとって、とても大切な公演となっています。今回私は役者としてちょこちょこ、そして小道具スタッフの記事で国井さんに紹介いただいたように小道具としてちょこちょこと活動しております。


私事ですが、今年で福島大学に入学して演劇を始めてから10年になります。その時はよもや、アラサーとなった自分が未だに福島で演劇を続けているなんて思ってもみませんでした。

ピーター髙橋 大学時代の出演作品 第2回『ヤンキーとストーカー』より(左から清野、大信田、ピーター髙橋)

やっぱり、何かを続けるにあたって一番大切なのは「人」だと思います。この人たちといっしょにやりたい、この人たちに観てもらいたい、喜んでもらいたい、そんな気持ちが今も私を福島に通わせ続けているのだと思います。


今回の作品「殿がいない!」をはじめ、旧廣瀬座での公演は、特にその人とのつながりを感じるものです。

福島に住む人々のルーツを辿るという劇団のテーマに共感していただいた地域の皆さんや、旧廣瀬座を使わせていただいている市役所・管理者の皆さんといった多くの皆さんに支えてもらっています。その中でも今回のブログで紹介したいのは、エキストラの皆さんです。

初めて地域の方がエキストラとして、公演に参加してくれたのは鈴木優斗くんの記事でも紹介している旧廣瀬座公演2作目「荒川ジュリエット」でした。

荒川ジュリエットより

その地の物語を、その地に住む人たちと一緒に作ることが出来たというのはとても意義があることであり、また同時にとても楽しいことでした。3作目となる「絹が鳴る」でも地域の中学生の皆さんが参加し、大活躍してくれました。

そして、もちろん今回の公演でも随所に登場してくれる予定です!観劇の際には、エキストラ歴3年目、2年目となるベテラン勢の活躍に是非ご注目を!!


冒頭の話に戻りますが、まさかアラサーの自分が、年が倍以上も違う中学生たちと公演に向けて稽古をしているとは10年前の私には信じられないと思います。これも“縁”ですかね。

今、日本の多くの場所で大勢の方が大変な思いをされていると思います。
そんな時にという思いもありますが、そんな時だからこそという気持ちで、明るく楽しい作品を11月4日に向けて作っています。

是非、ご来場ください。お互い、暖かい格好をしてお会いしましょう。


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