【殿がいない! ブログ】遠藤航 – 楽翁役

台風が近づいてきておりますね。本日の担当、遠藤航です。

今回は楽翁という役で出演いたします。

皆様、楽翁って誰のことだかお分かりですか?
ステテコ一枚で息を吹くと紙がピロピロのびるタイプの笛を吹きながらマッチョな男二人に肩車され、「楽だ~」
といっているおじいさんを想像したあなた、ごめんなさい。

楽翁、というのは隠居後の松平定信のことなのです。

松平定信といえば寛政の改革で有名ですが、白河藩三代藩主でもあります。

今日ちょうど白河ラーメンを食べてきたのですが、
冷害に強いそばの栽培を奨励したのは松平定信であり、そのおかげで「白河そば」が生まれ、地元の麺食文化が育まれたわけですから、いまの白河ラーメンがあるのは彼のおかげなのではと思いながらズルズルと麺をすすりました。

南湖公園も松平定信がつくったそうですが、士民共楽という、武士も平民もみんなでワイワイしようぜ精神からだそうです。
素敵ですね。

どうでしょう、そう考えると寛政の改革おじさんというイメージから、ずっと我々の身近な方に感じませんか。

そういうふわっと知っているような知らないような歴史上の人物を考えるきっかけにすることも、劇団120○ENの楽しみ方の1つだと感じています。

それでは皆様、会場でお待ちしております。
(どうぞ暖かい格好でお越しください。)


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